2014年5月23日金曜日

DELL Vostro220sのケースファン

DELL Vostro220sのケースファンの羽が1枚、何故か突如として割れ落ちたのでバランスが崩れて振動しまくり。何で割れる・・・?

仕方なく市販のを買ったんです。
8センチ角ですが、取り付けサイズは厚さ1センチなので、超薄型を探しました。薄型でも1センチのはあまり無いです。

付替え自体は簡単。
ケース開けて、青い固定プラを外してファンを交換、3ピンの電源コードを新しい方につなぎ替えて、固定プラ付けてケース閉めるだけ。

でもいまいち良くない・・・
というのも、起動時にたまに回転しない時がある。
確率3分の1くらい。
で、回らないとBIOSでエラーが出る。
爪楊枝で羽をつついてやると回り始めるのだが、やっぱり面倒。

初期不良かな?
でも検索してみると、DELLのケースファンの電源は、どうも電圧を徐々に上げるというよくわからない仕様らしい。
最初にガツンと来てくれないと普通のファンは回らない。
回るのは選ばれし純正品。
そんなもん中古もう1台買う以外、どこにもないわボケ。誰か下さい。

しょうがないので、「SATA電源(15ピンメス)→ファン電源コネクタ3ピンオス」というケーブルを購入。
HDDに繋がってるSATA電源は増設用に1個余ってるので、そこからガツンと来る電源を取ってやろうという算段。

<改善点>
・とりあえずよく回ってる。
(これで止まることがあるようならファン自体の欠陥かな。)

<新たな問題点>
・M/Bの3ピンが空いたことで、BIOSのエラーが毎回表示されるように。
・回転制御?何それ常に全力じゃボケ状態なので、ちょっとうるさくなった。

全力回転はファンコンつければ解決できそうだけど、BIOSエラーはどうしようもないな。
元のファンの羽を全部折って振動が出ないようにしてダミーでつければいいけど、捨てちゃったし。
3分の1で爪楊枝だけど、元に戻そうかな・・・悩むところだ。

<2015/8/31追記>
結局ヤフオクで純正パーツを落札。
あの頃は出品されてなかったけど、今は数件ヒット。
PCが古くなって本体も5~6千円の今、パーツ単位の出品が増えたのかな。
中古だけど状態良く1000円もかからず。
ともかく、ようやく起動時にF1でBIOS終了する手間から開放され、音も静かになりました。

<2015/9/1追記>
やっぱりケースファンが回らない・・・。何なんだよもー。
ケースファンのチェックを無効化できたらいいのに。
くそー。もうDELLのパソコンは買わない。

<2015/9/2追記>
ちょっとしたアイデアで完全解決!
SATA電源から給電するとファンは回るが、回転数を検知できないのでBIOSエラーとなる
マザボのソケットに挿せば回転数を検知できるが、ファンが回らないので結局BIOSエラー。
だったら、電源はSATAから取り、回転数の信号だけマザボに伝えればよいのだ。

というわけで、ちょっと工作。
3ピンのケースファンの端子を「電源2ピン」用と「回転数信号1ピン」用の2つに分岐するので、端子が2個必要。


いらないファンから端子をパーツ取り。ケーブルを全部外す。
銀色のツメを爪楊枝で押して、そっと引き抜くだけ。

 


同様にケースファンのケーブルのうち、回転数信号を伝える1本を端子から抜き、先ほどゲットした端子に差し替える。このファンの場合は白いケーブルがそれです。
ファンによって色が違うので、どれが回転数信号のケーブルなのかは、写真を参照。



後はSATA電源へ変換ケーブルを使って電源用の端子(赤黒2本)を接続。
回転数信号の1本(白)はマザボのソケットへ接続。
ファンコン通してないのでフルパワーで回ってますが、それほどうるさくないので良しとします。
BIOSエラーは出ないし、回転しないなんてこともない。完全解決です。